こんにちは、おばちです。
年始めの体調管理で、大腸内視鏡検査をしてきました。
こんなことも恥ずかしげもなく平気で記事にできる年配者(笑)
でも、お勧めする検査です。
「思い出したら泣いちゃうのに」というブログを年末に知りました。
奥さんが47歳で亡くなられたご主人の書かれた闘病生活についての内容で出版されました。(回し者ではないのであえてリンクは張りません。)
S状結腸癌とのことなので大腸とは違いますが、何でも早期発見に越したことはないのです。
そういえば、一昨日のニュースで厚生労働省が2016年に全国で新たにがんと診断された患者数のうち大腸がんが1位だったと発表がありましたね。
さて、検査。
大腸内視鏡は他の検査と違って準備が本当に大変です。
大腸の中、内側をピカピカに洗浄しないとカメラが腸内の異常を捕らえられません。
そのためにやることは腸内に入っているものをまず
すべて出す
のです。
欠片も腸内に残してはいけません。
これが大変。
事前準備に数時間かかります。
3年に1度検査をしていますが、年を取るごとに「すべて出す」ための事前薬(下剤)が体に与える影響が変わってきています。
前日に下剤を飲んである程度「出す」のですが、自分はもともと超便秘症。
前回、前日夜に飲む下剤によって腸を大きく動かされとても苦しんだので、今回薬を変えてもらったのですが、今度は薬が弱すぎて全く効果がありませんでした。
そのまま仕方なく検査病院へ行きました。
これがそもそもの事の始まり。
通常は、当日病院内で「すべて出す」ための最後の腸内洗浄液を飲みます。
その洗浄液とともに腸内の残りものが出されて綺麗になるのです。
口から飲む洗浄液自体も体外へすべてださなくてはいけないので時間がかかります。
自分は残り物どころかご本尊が存在していたのでやっかいでした。
これをまず排出しないことには、排出作業が進まないのです。
腸内洗浄液は大腸に直接入るので腸が空になっていないと胃に残って流れず気分が悪くなるそうです。
実際そうなりました。とても具合が悪かった。
他の方は洗浄液1リットルですが、自分は結局2リットル飲みました。
(2リットルがマックスだそう)
この洗浄液は尿でなく大腸を通過して排出されます。
洗浄液を飲み始めて2時間半後にようやく反応があり、その反応を看護婦さんが何度も確認します。
「お手洗いに5分毎に通いましょう」
「トイレは流さずその都度必ず見せてください」
「どんどん動いて腸を刺激してください」
看護婦さんの当たり前のように繰り返すこの言葉の呪文で恥ずかしさは全くなくまります。
看護婦さんからOKがでるまで何度もトイレ通いです。
自分は午前中の検査予定者でしたが、「すべて出す」ことができず、午後の部へ回されました。
トイレ前でずっと「すべて出す」運動を継続。
(;´д`)トホホ
そして、午後の検査予定者にもどんどん追い抜かれ、とうとう午後の部の最後の一人になり最終手段で浣〇を3回も!
もうこの時点で朝から食事なしで腸運動で病院内を動き回ってジャンプしまくってクタクタなのです。
ようやく?しかたなく?主任看護師さんからOKがでて簡易ベッドに横たわって15時25分鎮痛剤を打たれて意識がなくなり検査。
多分、鎮静剤を打たれなくても横になった時点で睡眠可能でした。
・・・・・・・・・・・・・
うっすら記憶が戻った時間が10分後でした。
あれ?もう検査終わった??
起こされました。
もっと横になっていたかったのに体を起こされて椅子に座って検査結果待ち。
頭はぼーっとしています。
そして、気になる結果は
異常なし
「すべて出す」にかかった時間に対して、検査し結果を聞くまでが早い早い。
ただし、腸内に残片があったのでその陰にある部分の確認ができなかったとのこと。
ええええ~ウソおぉ?(大泣)
あんなに頑張ったのに。
というわけで、通常の3年後ではなく1年後にまた大腸内視鏡検査しましょうとお医者様のお達し。
( ゚Д゚)え~~~~~
今回の「すべて出せなかった」戦いは院内で7時間にも及びました。
院内で長時間滞在。
さぞかし迷惑だったでしょう。
しかし、大腸内視鏡検査大事なので老体に鞭打ってご指示通り1年後また頑張ります、です。
(*´Д`)
大腸内視鏡検査でした。
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